祇園ふたばこどもクリニック
広島市安佐南区の小児科
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小児科、循環器小児科
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おたふくかぜ

おたふくかぜは、「流行性耳下腺炎」とも呼ばれ、
耳の下からあごにかけて腫れて、かつ痛みをともなうのが特徴の病気です。

原因

ムンプスウイルスに感染することで発症します。
感染経路としては、一般的なかぜと同じくせきやくしゃみなどの飛沫感染や、ウイルスのついた手で口や鼻に触れる接触感染があります。おたふくかぜの特徴は、強い感染力で、特に春から夏にかけて流行することが多く、保育園や幼稚園、小学校などで流行しやすいです。

ですので、発症したら周りの人に感染させないように、医療機関で治癒証明書をもらうまでは自宅安静しましょう。

症状

2〜3週間程度の潜伏期間があります。感染者と接触して2〜3週間経ってから次のような 症状が出ます。

・耳の後ろからあごにかけて腫れる
・腫れにともない食べ物を飲み込む時に痛みがある
・発熱
・鼻水
・食欲低下
・その他のかぜの諸症状

特⻑的な腫れのピークは発症後1〜3日後でその後1週間〜10日程度で徐々に消えていきます。また、感染しても全体の約30%は症状が現れない「不顕性感染」があることも報告されています。

以前は一度感染すると免疫ができ、2度とかからないと言われていましたが稀に再度感染することが報告されております。

おたふくかぜ

合併症

おたふくかぜの合併症として、髄膜炎、高度難聴、脳炎、精巣炎、卵巣炎などの可能性がありますので、お子様をよく観察して下記の症状がある場合には必ず受診してください。

・1週間以上経過しても、腫れが治まらない
・強い頭痛、嘔吐、下痢、けいれんがある
・熱が5日以上続いている
・耳が遠くなる、お子様が聞こえにくそうな様子がある
・睾丸、下腹部の痛みがある

治療

おたふくかぜの原因となるムンプスウイルスに効果がある治療薬は現時点ではないため、対症療法が基本となり、熱や痛みを抑える解熱鎮痛剤を処方します。
ご家庭では安静に過ごすことを基本として、食べ物を食べると痛みがあるため、飲み込みやすいゼリーやヨーグルト、スープ類などで栄養を補給してあげるとよいです。また、高熱時にはこまめに水分補給をして脱水症状を予防してあげてください。

感染した場合の出席停止期間

おたふくかぜは感染力がとても強く、学校安全保険法によって第二種感染症に指定されていて、出席停止期間が規定されています。

登園、登校の基準は

・症状が出てから5日経っている
・熱がない
・耳の下からあごにかけての腫れが軽減し、痛みが消失し、全身状態が良好になる

となっています。

予防のために

おたふくかぜはワクチンがあり、予防接種でかかりにくくしたり、重症化を防ぐことが可能です。対象は1歳以上で、2回接種しますが、1回目と2回目の間は3〜5年以上間隔を空けるのが基本です。ワクチン接種をご希望の方は、お気軽にご相談ください。

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