祇園ふたばこどもクリニック
広島市安佐南区の小児科
祇園ふたばこどもクリニック
電話
小児科、循環器小児科
〒731-0137 広島県広島市安佐南区山本三丁目1-12
Tel. 082-871-7770
【診療時間】
平日 8:30~12:00、13:30~18:00
土曜日 8:30~12:00
【休診日】木曜・土曜午後、日曜祝日
クループ(急性喉頭炎)

症状

かぜをひいたときに、喉頭(こうとう)という、のどの奥の声を出すところが腫れることがあります。そうすると、犬吠様咳嗽(けんばいようがいそう)と呼ばれる犬が吠えるような咳や、オットセイが泣く様な咳が出ます。
声がかすれたり、出なくなったりもします。

日中よりも夜や朝に症状が出やすいです。また繰り返すこともあります。ですので、日中に症状が一旦おさまっていても、夜やに症状がぶり返すことがあるので要注意です。

治療内容

①ステロイドの内服。
「単回投与」と言って、風邪薬のように1日に飲む回数が2回や3回という様に初めから決まっているのではなく、1回のんで効果を判定しましょう、という飲み方をします

②アドレナリンの吸入。
アドレナリンという薬を吸入して、のどの腫れをひくようにします。

咳込んで眠れない、肩で呼吸をする、水分がとれない、顔色が悪くぐったりする場合には入院する必要があります。

お気をつけいただきたいこと

①室内の加湿
湯気をたてる、加湿器を使う、洗濯物を干すなど、いろいろな工夫をして空気を湿らせておくことが大切です。

②水分の補給
咳き込むときは、温かい飲み物を少しずつ何度も飲ませましょう。

③食事
息苦しさがなくなったら、本人の好きなものを食べてもかまいません。刺激が少なく、のど越しのよいものがおすすめです。

④夜間・朝方に咳が悪化
クループの咳は、夜間や朝方に悪化するのが特徴です。咳込んで眠れない、肩で呼吸をする、水分がとれない、顔色が悪くぐったりする、などあれば夜間や休日であれば救急病院を受診しましょう。

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