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2025.08.31痛くない点鼻のインフルエンザワクチン(フルミスト)
フルミストは鼻にスプレーするタイプのインフルエンザの生ワクチンです。
海外では2003年から使われており、日本でも昨シーズンから使用可能となりました。
今シーズンから当院でも導入します。これまでの注射のワクチンと比べて、メリット・デメリットをお伝えします。
【メリット】
・接種が1回で済む。注射ワクチンは2回必要(6か月以上13歳未満)
・痛みがない。
・効果が半年間~1年間続く。注射ワクチンは約5か月間。インフルエンザウィルスは、通常鼻腔から侵入しますが、点鼻のワクチンはその鼻腔に直接免疫をつけることができるので局所免疫が強化され発症予防効果が高いと言われています。
【デメリット】
・対象年齢が限られる。(2歳~19歳未満)
・注射ワクチン2回分よりも費用が高め。
・鼻閉がある場合、効果が十分に発揮されない可能性がある。
・接種後、約60%で鼻漏・鼻閉などがみられます。また、咳、のどの症状、発熱など、インフルエンザの軽い症状がでることもあります。【その他の注意点】
・接種当日に、鼻づまりや鼻汁がある方、接種時に泣いてしまう方は、効果が減弱する可能性があるため、鼻汁が出やすい方は注射のワクチンをお勧めします。【日本小児科学会の推奨】
下記の方は、点鼻のワクチンではなく、注射ワクチンが推奨されています。
・喘息の方
・妊婦
・授乳婦
・免疫不全者、、無脾症患者、(点鼻のインフルエンザワクチンは、周囲へのワクチンウイルスの水平伝播の可能性があるため)
・ミトコンドリア脳筋症患者
・ゼラチンアレルギーを有する患者、
・中枢神経系の解剖学的バリアー破綻がある患者に