祇園ふたばこどもクリニック
広島市安佐南区の小児科
祇園ふたばこどもクリニック
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小児科、循環器小児科
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水痘ワクチン

水痘とは

水痘は「水ぼうそう」のことで、水痘帯状疱疹ウイルスに感染することで起こる発疹性の感染症です。感染力が非常に強く、空気感染・飛沫感染・接触感染によって広がります。
主な症状は発熱と発疹で、発疹は顔や頭部を含めて全体に現れます。皮膚の表面が赤くなってから水ぶくれを経て、かさぶたになって治っていきます。
軽いと思われるみずぼうそうですが、脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症など多くの合併症が知られています。水痘ワクチン導入前の日本では、約3,000人が重症化し、10人以上が毎年みずぼうそうで死亡しています。特に重症になりやすいのは、1歳前、7~10歳以上、アトピー性皮膚炎など皮膚の病気のある人などですが、健康な子どもや大人も重症になるのが問題です。
日本では小児水痘ワクチンは2014年に定期接種に指定されました。水痘はワクチンで重症化や発症を予防できる病気ですので、1歳になったら忘れずに接種を受けましょう。

ワクチンの効果

水痘帯状疱疹ウイルスを弱毒化させてつくった生ワクチンです。
1回の予防接種で重症化をほぼ100%予防でき、2回の予防接種で軽症の水痘も含めて発症を予防できると考えられています。

※水痘は一度感染すると抗体を獲得できるため、予防接種までに水痘に感染した場合は、基本的には接種不要です。

水痘ワクチンの接種スケジュール例

1回目:1歳の誕生日以降で、水痘(1)、小児肺炎球菌(4)、5種混合(4)、MR(1)、ムンプスで同時接種
2回目:1回目から6ヶ月以上あけて水痘(2)を接種
VPDワクチンスケジュール表
(https://www.know-vpd.jp/dl/schedule_age7.pdf)

副反応

水痘ワクチンは弱毒生ワクチンのため、接種後にウイルスが体内で増え免疫を獲得します。そのため、注射部位の痛みや腫れ、倦怠感のほか、水痘に似た全身の発疹、発熱といった症状が副反応として現れることがあります。
通常、数日で治まりますが、症状が消えないなど心配なことがあれば、すぐに当院にご連絡ください。

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