祇園ふたばこどもクリニック
広島市安佐南区の小児科
祇園ふたばこどもクリニック
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小児科、循環器小児科
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感染性胃腸炎

原因と症状

感染性胃腸炎とは、細菌やウイルスなどが胃腸に感染して起こる疾患です。感染性胃腸炎には、細菌性とウイルス性があります。細菌性胃腸炎は、病原性大腸菌やサルモネラ菌などの細菌が原因で起こる胃腸炎のことをいい、一般的に夏場にかかることが多いです。一方、ウイルス性胃腸炎とは、ノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスが原因で起こる胃腸炎のことをいい、冬から春先にかけてかかることが多いと言われています。

感染性胃腸炎は、下痢や腹痛、嘔吐や発熱などの症状がでることが多いです。特に下痢はほとんどの患者でみられることが多いです。そのほかの症状は、原因となる細菌やウイルスによって異なります。細菌性胃腸炎の場合は、血便や重度の下痢になることも少なくありません。また、ロタウイルスの感染による胃腸炎は乳幼児に多く見られ、下痢や嘔吐、発熱とともに、白っぽい米のとぎ汁のような白色便が出ることもあります。

原因と症状

治療

感染性胃腸炎の治療は、個々の症状に応じて対応する対症療法を行います。嘔吐・下痢の症状が続くため、こまめな水分補給が大切です。嘔吐の症状や脱水症状が強いときは、点滴や入院が必要になることもあります。

ご家庭で気を付けること

嘔吐が続いているときは何も飲ませないようにしましょう。吐き気が落ち着けば、少しずつでいいので、水分を飲ませるようにしましょう。飲み物はスポーツドリンクも良いですが、市販されている経口補水液なども効果的です。オレンジジュースなどの柑橘類は控え、食べ物はおかゆ、うどん、豆腐、スープなどのどごしがよく、消化に良いものを食べさせるようにしましょう。手洗い・うがいをしっかり行い、家庭内での感染に注意が必要です。元気があればお風呂に入ってもかまいません。

このような時はもう一度受診しましょう

・嘔吐や下痢がとまらない

・元気がなく顔色が悪い

・高熱が続くとき

・唇が渇いていておしっこが少ないとき

感染性胃腸炎にかからないために

感染性胃腸炎の予防で大切なことは、手洗いです。外から帰った後、料理をする前、食事をする前、トイレの後、おむつを替えた後はせっけんでしっかり手を洗うようにしましょう。

特に、細菌性胃腸炎にかからないように、肉や卵は加熱してから食べるようにしましょう。生肉を調理した包丁やまな板は、そのまま他の食材を調理するのではなく、一度熱湯をかけたり、洗剤で洗ってから使用するようにしましょう。

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